【FX初心者さん必見!】ダウ理論を分かり易く解説します

目次

【これだけは押さえておきたい!】ダウ理論とは?

FXの相場は多数決で決まる

チャートを見てても
買うべきか?売るべきか?
どうしよう・・・

パソコン画面の前でチャートを見ていると、ついついコンピューターと駆け引きしている様な錯覚に陥りませんか?

それは違いますよね!

チャートが動いているのは、あなたも含め世界中の投資家たちがパソコンやスマホと向き合い、取り引きしているからです。

FXは買いたい投資家が多ければ上昇し、売りたい投資家が多ければ下降します。

綱引きに例えると分かり易いです。
白組と紅組が綱引きをしていて、あなたはどちらかに加勢しようと思っているとします。
あなたは見た目で有利な方に加勢すると思います。

FXも同じで、買いが有利か、売りが有利かを目で見ることが出来たら自信をもってエントリー出来ると思います。

どちらが有利かを判断する上で重要なのが今回のテーマ【ダウ理論】です。

ダウ理論の概要

ダウ理論6つの基本法則

(1)平均はすべての事象を織り込む

(2)トレンドには3種類ある

(3)主要トレンドは3段階からなる

(4)平均は相互に確認されなければならない

(5)トレンドは出来高でも確認されなければならない

(6)トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する

引用元:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A6%E7%90%86%E8%AB%96

なんのこっちゃ???

・・・・。

それでは項目ずつご説明します!
どうぞ最後までお付き合いください😀

特に重要なのは、(6)トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続するだと思います。
だけど、一つ一つを押さえて(6)を理解しましょう!!

(1)平均はすべての事象を織り込む

簡単に言うと、ファンダメンタル的要素(経済指標や要人発言、自然災害、紛争テロなど)気にしないでトレードしてOKということです。

「今現在の市場は、全ての事象を織り込み済みの平均価格である。」=未来の事はわからない。

なるほど・・・
未来に起こる大事件は誰も予想できませんよね。

だけど大きな経済指標などは、発表時間が公表されているので、その時間は要注意だね!

僕はすぐにテンパってしまうので、大きな経済指標の発表前後はエントリーしないように決めています。
少し時間を置いて、方向に自信が持ててからエントリーしています😅

ファンダメンタル的要素は結果であり、この先の値動きを予想できるものではない。

(2)トレンドには3種類ある

  • 主要トレンド:1年~数年のサイクル。
  • 二次トレンド:3週間~3ヶ月のサイクル。
  • 小トレンド :3週間未満のサイクル。

これらのトレンドは互いに独立しているのではなく、二次トレンドは主要トレンドの調整局面であり、小トレンドは二次トレンドの調整局面として捉えられる。

トレンド期間長い・・・

この法則は、期間軸を短くしても同じことが言えます。
例えば・・・

  • 主要トレンド:月足
    ↓調整局面
  • 二次トレンド:日足
    ↓さらに調整局面
  • 小トレンド :1時間足

大切なのは、3種類のトレンドが独立してなく、主要トレンドを中心に動いているということです。

月足が上昇トレンド、日足も上昇トレンド、1時間足は下降トレンドって事もありますね!

この時、上位足が上昇トレンドだから、1時間足だけを見て売り注文を入れるのは危険ってことだね。

取り引きしたい時間足だけを見るのではなく、上位足から全体の流れを把握する。

(3)主要トレンドは3段階からなる

主要トレンドは買い手の動向によって3つの段階からなるとしている。

  1. 先行期 :市場価格が下落し全ての悪材料は織り込み済みと判断した少数の投資家が、いわゆる”底値買い”をする時期。価格は、下落しているか底値圏で上下している。

    銀行などの大口さんが注文し始める時です。僕たちは「うーん、どっちかな?」って時ですね😀
  2. 追随期 :市場価格の上昇を見て追随者が買いを入れる時期。価格は、上昇局面にある。

    僕たちが注文するタイミングです!
  3. 利食い期:価格が充分に上昇したところを見て、先行期に買いを入れた投資家が売りに出て利益を確定する時期。価格は既にその前から上昇局面にあるものの、その上昇する値幅は小さくなっている

    上昇の値幅が小さくなってくると、大口さんが利益確定してきているという事ですね!

追従期にしっかり流れに乗りたいですね!
また、上昇の値幅が小さくってくると、流れが変わる可能性がある(利食い期に入った)ってことですね。

先行期(レンジ状態の時)では、安易に注文せず様子をみる。

(4)平均は相互に確認されなければならない

むむむ・・・?

簡単に言えば、ひとつの材料だけで判断するな!って事ですね。

例えば、原油価格や株価、アメリカ国債10年利回り等が貨幣価値にも影響してきます。
また極端な例では、ダウ理論(2)の時間足を見た時、全ての時間足が同じ方向を向いている等😆

単純移動平均線やMACDなどのツールでも複数を使って確認・判断せよ!って事ですね。

これはあなた自身でルールを決める必要があると思います。

僕は、ドル円のエントリー前にはアメリカ国債10年利回りの変化をチェックするようにしています。

アメリカ国債10年利回りの確認はコチラ

複数の理由があって、その複数の理由が合わさって初めて買う理由が明確になる。

(5)トレンドは出来高でも確認されなければならない

出来高とは、「取り引きされている量」の事をいいます。

上昇トレンドであれば出来高は価格が上昇するにつれて増加するが、価格が下落するようになったら出来高も減少する、という理論です。

いろいろと調べてみたのですが、FXの出来高を正確に反映した統計データを取ることは難しい。みたいです😥

この項目は思い切ってスルーする事にしました。

取引量が多い=出来高が高い=取引人口の多い時間帯と考えると、欧州市場とニューヨーク市場が被る時間帯、21:00~翌1:00くらいのトレンドは信用度が高いのではないかと考えます。

なので結論は・・・

なるべく取引人口の多い時間帯・通貨ペアで取引する。

(6)トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する

明確にトレンドの転換シグナルが現れるまで継続し続けるとする。トレンドに従った売買によって多くの投資家は利益を得るのであり、トレンドに逆らった売買で利益を得るのは難しい。

上昇トレンドとは、安値を切り上げながら上昇を続けること。
下降トレンドとは、高値を切り下げながら下降を続けること。

上昇トレンドなのに売り注文を出すと・・・😱。

今のチャートが上昇トレンドなのか下降トレンドなのかの見極めが大切なんだね!

トレンドの転換って???

トレンドの転換シグナル

上の図は下降トレンドから上昇トレンドの転換点を説明したものです。

上の図で、緑の〇印を上回れば上昇トレンドに変わった。
逆に緑の〇印の所で、反発されて下降を続ける可能性もあるという事ですね!

緑の〇印付近のローソク足の動きが注目のポイントだね!

緑の〇印付近は、あなただけでなく多くの投資家が注目している事を忘れないで下さい😀
チャートの向こう側にいるライバル達が、何を考えているのか想像しながらローソク足を観察してみるとワクワクしませんか?😁

買い注文のチャンスをジーっと伺っている人。
逆に、決済すべきか悩んでいる人もいそうですね!

ローソク足の動きからどちらのトレンドなのかを判断し、トレンドの流れに乗ったトレードをする。

まとめ

以上が【ダウ理論】の解説になります。
多くの投資家がダウ理論に基づいてトレードをしているので、必ず理解しておくべきですね。

  1. ファンダメンタル的要素は結果であり、この先の値動きを予想できるものではない。
  2. 取り引きしたい時間足だけを見るのではなく、上位足から全体の流れを把握する。
  3. 先行期(レンジ状態の時)では、安易に注文せず様子をみる。
  4. 複数の理由があって、その複数の理由が合わさって初めて買う理由が明確になる。
  5. なるべく取引人口の多い時間帯・通貨ペアで取引する。
  6. ローソク足の動きからどちらのトレンドなのかを判断し、トレンドの流れに乗ったトレードをする。

6つの項目をまとめると、こんな感じです。
僕自身まだまだ未熟なので、良いアウトプットになりました😀

ありがとうございます😆

最後に、僕の犯した大失敗をご紹介します。

僕の大失敗🥶

ある日、下降を続けるチャートを見ながら底値買いを狙っていました。

その日の最安値付近で見切りで買いのエントリー!
予想は見事に的中し利益を得ることが出来ました。

その翌日の同時刻ごろチャートを見てみると、昨日と全く同じ状況でした。
「ラッキー」って思いました。
昨日と同じように見切り発車で底値買い。

またまた予想通り上向き始めました。

しかし・・・急反転!
どんどん下降していきます。昨日のことが頭にあり、必ず戻ると信じて追加購入(ナンピン)。
でもますます下降していきます。

負けを認めて決済すれば良いものの、ナンピンを繰り返しました。

挙句の果て、証拠金の保全の為に、「両建て」(買い注文と売り注文を同時に出す事)をしました。
もうテンパるどころか泣きが入っていました。

そして利益が出ている売り注文を思わず決済した瞬間・・・

ポジションがどんどん強制ロスカットされていき、ものの見事に強制退場となりました。

赤字で示した部分が間違い・・・というか、このトレード自体が無謀ですね😥

この記事が参考になれば嬉しいです。

最後まで見てくれてありがとうです😸

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